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展覧会のお知らせ
石田智子さんと出会ったのは、関西でファイバーアーティストとして布を使った制作活動をされていた頃です。その後、1991年に結婚され福島県三春町の福聚寺に生活の場を移しました。禅寺での日々の生活の中で出会うお供え物の包装紙がきっかけとなり、紙撚(こより)による作品を制作するようになりました。
紙撚(こより)を幾層にも重ね合わせて独自の世界を表出させる作品は国内外で受賞を重ね、個展も多数開催されています。いくつかの展覧会を訪れその幻想的で美しい世界に魅了されました。その作品は工房やアトリエで仕上げたものを展示するのではなく、会場の空間の特徴を活かした展示方法や演出を考えながら現場で制作されます。展覧会期が終われば消えて無くなってしまう、いま、ここにしか存在しないものです。
この唯一無二の作品を、神戸を中心とする関西の方々やアートに関心のある方々に観覧していただきたく、開催の準備を進めております。石田智子の世界をぜひ体験していただきたいと思います。
神戸アート&ミュージック
代表 中島 三併
詳細はこちらから
今にして思えば、外から来る人や物の
動線みたいなものを感じはじめたのでしょうか。
毎朝必ず届く新聞、
郵便物やいただきもの等、
途切れることなく
やって来ては消えていきます。
私の周りでいつも物が動いているのです。
丹念に時間をかけて、時そのものが紙縒られられていく。
それは紙と時だけなのに、全てが存在するようでもある。
組み合わさるたびに、はっきりと輝きが増すのは確かだ。
けっして「一」を目指すのではなく、「多」のままある。
「多」を目指すのでもなく、全体は分かちがたく「一」だ。
まるでそれは、私の「心」のようだ。
あらゆるものに関係しながら、あらゆるものから自由であり、
どこにもありはしないのに、どこにでも現れる。
玄侑 宗久
石田 智子
ISHIDA TOMOKO
1996年
国際掌中新立体造形展:準大賞(日本・名古屋)
1998年
第9回国際タピストリー・トリエンナーレ:大賞、美術館賞(ポーランド)
1998年
リリアン・エリオット賞(アメリカ)
2000年
第9回国際レース・ビエンナーレ:ファビオラ女王大賞(ベルギー)
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