展覧会のお知らせ
今にして思えば、外から来る人や物の
動線みたいなものを感じはじめたのでしょうか。
毎朝必ず届く新聞、
郵便物やいただきもの等、
途切れることなく
やって来ては消えていきます。
私の周りでいつも物が動いているのです。
丹念に時間をかけて、時そのものが紙縒られられていく。
それは紙と時だけなのに、全てが存在するようでもある。
組み合わさるたびに、はっきりと輝きが増すのは確かだ。
けっして「一」を目指すのではなく、「多」のままある。
「多」を目指すのでもなく、全体は分かちがたく「一」だ。
まるでそれは、私の「心」のようだ。
あらゆるものに関係しながら、あらゆるものから自由であり、
どこにもありはしないのに、どこにでも現れる。
玄侑 宗久
石田 智子
ISHIDA TOMOKO
1996年
国際掌中新立体造形展:準大賞(日本・名古屋)
1998年
第9回国際タピストリー・トリエンナーレ:大賞、美術館賞(ポーランド)
1998年
リリアン・エリオット賞(アメリカ)
2000年
第9回国際レース・ビエンナーレ:ファビオラ女王大賞(ベルギー)




M O R E
Exhibition
展覧会
Review
作品評・作家評
Movie